不動産売却時に置いていくもの、置いていかないものについて【東京都練馬区の不動産売却ならリブレクト】
2021/12/13
不動産を売却をしたら、何を残して、何を持っていく(処分する)べきか?
これから不動産の売却を検討される方にとって気になる問題の一つに、「何を残して、何を持っていく(処分する)べきか?」ということがあります。
これまで生活する中で使ってきた家具や家電、その他建物に付いている付帯設備の中でも、残していく方が買主に喜ばれるものもあれば、あまり残してもらいたくないものもあります。
今回は、項目別に「残す」「残さない」の目安について、一般的によく聞かれる判断を記載したいと思います。
・造作の棚
新築時やリフォーム時に、その空間に合わせてオーダーをした造作棚に関しては、デザインの好みはありますが、そのまま残していった方が喜ばれることが多いです。
造作棚は綺麗に取り外せないこともあり、外してしまうことで見栄えが悪くなったり傷が目立ってしまったりすることもありますので、一旦そのまま引き渡すことを考慮して先に取り外さないようにしましょう。
・キッチンのカップボード
キッチンの背面や側面に設置したカップボードに関しては、キッチンメーカーの製品やキッチンとの相性が良いものに関しては、そのまま置いて行かれる方が喜ばれます。
色や素材が違うものに関しては好みが分かれますが、見た目に綺麗なものや実用性が高いものに関しては、一旦そのまま引き渡す方向ですすめてはいかがでしょうか。
・テレビボード
テレビボードに関してはケースバイケースです。
次の住まいで使用されないのであれば、そのまま置いていく方向で進めてみても良いと思いますが、圧迫感を与えるデザインの場合は部屋が狭く見えてしまうこともあるので、見た目次第では事前に撤去することも検討されてみてはいかがでしょうか。
・アンティーク家具や骨董品
アンティーク家具や骨董品に関しては、買主の趣味嗜好にもよりますが、売主が思っているほどは喜ばれないケースが多いです。
高価な品だけど今後は使用しない、捨てるには勿体ないと思うような品の場合は、一度買い取り業者に相談してみてはいかがでしょうか。
・カーテン類
ロールスクリーンやシェード、ブラインドカーテンのようなカーテンの場合、残していくことで買主に喜ばれる場合もありますが、布地のカーテンの場合はそのまま使用される方は少ないため、基本的には撤去することを前提に考えましょう。
・物置き
室外に設置した物置きに関しては、使用に問題がなく、景観を損なわないものであれば、そのままの状態で内覧をしてもらい、買主の判断を仰ぎましょう。
・エアコン
製造から5年以内の製品であれば、残していくことで買主に喜ばれるケースも多いです。
製造から6~8年くらい経過した製品の場合、喜ばれるケースもあれば、撤去を求められるケースもありますので、どちらにするかは買主と相談しながら決めるのがベターです。
10年以上の製品であれば、買主が残置を希望しない場合は、基本的に売主側で撤去することを想定しておきましょう。
・照明
主照明に関しては好みが分かれる部分ですが、比較的撤去処分が容易なことから、双方の希望を確認し、相談をしながら決めることが一般的です。
・その他の家電
洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、食洗器、テレビ、スピーカー等は、基本的に撤去する方向で考えておきましょう。
・植栽
植栽に関しては、そのままの状態で引き渡すのが一般的ですが、隣地への越境がある場合には、買主より解消を求められることがありますので注意しましょう。
・鉢植え
鉢に入った植木に関しては、買主から希望が無い場合は、撤去する方向で考えて置きましょう。
・ウッドデッキや境界塀
ウッドデッキや境界塀については、使用に問題が無い状態であれば、そのままの状態で引き渡しましょう。
破損や汚損が激しい場合は、修復してあげると印象が良くなります。
まとめ
いかがでしょうか。
上述したものはあくまでも一般的な見解ですので、建物の状態や製品の状態によって、買主に喜ばれる残置物は物件ごとに変わってきます。
ただ共通して言えることとしては、見た目に合っている家具、機能的に優れた製品に関しては、それがあることで物件の価値を上げてくれる効果がありますので、不動産を売却される際には「残していくもの、残さないもの」についても、是非一度仲介会社の担当と相談してみてください。
リブレクトでは売却されるお客様のご希望の条件に合わせて、適切な売却プランをご提案させていただきます。
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また、売却をご検討中の物件の簡易査定や訪問査定、不動産に関する各種ご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。